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第8回公演
天才バカボンのパパなのだ
CAST STAFF
作/別役 実
演出/鬼怒信之介


photo
パパ/雅 敬士
ママ/緑川紫乃
バカボン/千田桃子
レレレのおばさん/水原沙樹
署長/上海太郎
巡査/はりけーんばんび
男/つみつくろう
女1/椎菜 綾
女2/羅珠美品
照明/マラソン高橋
   オネオネ上村
音効/ロッキー本田
舞監/バッファリン松井
美術/リプトンあんこ
  /ケンタッキーささみ
企画/ロッテリア苺
宣美/はりけーんばんび
受付/
衣裳/
小道具/
■/
1979.5/14(月)〜16(水) 3ステ
同志社大学新町別館小ホール
前売¥400 当日¥500  観客=500人



写真
  2000/10/4 (水) 12:12  たいよう 78-88
 試しに写真を一枚だけ載せてみました。クリックしてみてください。ほかに2〜3枚スキャンしたところでスキャナーが壊れたので、当分作業できません。がっくり。それにサーバーにファイルを置ける容量が限られているので、写真については今のところあまり期待しないでください。あしからず。

 ちなみにこれはバカボン終演後の記念写真で、場所は同小の舞台。写っているメンバーは、
     最後列左から  蒔田・吉川・田嶋・久保・唐内・武田・上村。
     2列目左から  中川・松井・福永・本田・橋田・平木・高橋・小川・森平・橋本。
     前列左から   辰巳・川下・角本・甲斐田・木下・千田・江口・稲田・極本。

 スタッフが「ちゃんとした格好」でやってたことがよくわかります。

 
バカボンのころ
  2000/9/26 (火) 16:02  あげそん
 この公演が実質ははじめての公演でした。どういうわけか最初から人手不足の『照 明』をやることになってはいたんだけれど、何にもわからない。電気を吊って、スイ ッチ入れて、そのへんは理解できるんだけれど、この明かりがいいのか悪いのか、も っというと、ライトを『どこ』に『いくつ』つるせば、かっこよく見える舞台ができ るのかなんて、ぜんぜんわからない。だから、『照明』のどこが面白いのかさっぱり わからなかったけど、なんかお祭り騒ぎがまたできる、なんて理由で盛り上がってま した、個人的には。

 このあとも、『照明』のことはぜんぜんわからないので、ただ苦痛だった時期もあ るんですが、いまは、反対に授業をやる教室の照明がなってない!なんて文句をいう こともあります。やっぱり舞台なりなんなり、人の前に立たないとこういうことはわ からないのかもね。

 同志社の小ホール(今もあるのかはしりませんが)は立派な場所でした。大学生が ちょっと芝居をやるには十分なくらいの設備を整えてました。照明の機材も、11月祭 熱海のときとは比べ物にならないくらいきれいでちゃんとしたものだったし、舞台を 作るための床机も用意してあったりとか、うらやましい限りの設備でした。私学は今 でもそうなんでしょうね。

 筋は、当時は全く理解できません。何で最後は死ななきゃならないのか???でし た。芝居ってそういうもん?で納得してましたが、わからんもんは今でもわかりませ ん。あの台本って、今やっても受けるもんなんかしらん?

 本番中は照明ブースにいましたが、調光器をはじめて触るプレッシャーで、最中は やたら長かったと思います。きっかけもほとんどない舞台だったのに、多分ミスって たと思います。もう忘れたけど、反省会でなんか反省してたような気がするもので。  ポスターがよかったですね。もう時効でしょうが、今なら見事な著作権法違反。ポ スター、チラシ、チケットの3点セットでまともに著作料を払ったらいくらかかって いることか。個人的にはあのポスター、好きです。

 そういや、この芝居の時だっけ、スタッフが『ちゃんとした格好』して仕事してた のは。とっても暑かったことは覚えていますが、プレッシャー以上にそのせいもあっ たのかなあ。

2年目でした
  2000/9/00 (日) 00:00:00  たいよう 78-88
 私が初めて長いセリフをもらった舞台。というか、出ずっぱりでした。私はお巡りさんの役なんだけど、残念ながらあの「日本一ピストルの弾を使う」メンタマつながりの人ではありません。チラシはそうなってるけど。

 別役実の芝居にかならず出てくる一本の電柱。舞台セットはこの電柱と、公衆トイレのみ。甲斐田の署長と2人で机・椅子をかかえて登場し、「このあたりでいいかな」と、道ばたに交番を設置しようとするところから始まる。

 2人はバカボンを始めつぎつぎと登場するキャラクターたちに翻弄され続け、しまいに常識的な判断が出来なくなったところへパパの「ここで死んでたらみんなびっくりするから」という説得で、署長以外全員毒を飲んで死んでしまうという話。

 終盤になって、それまで誰も入っていないと思われていたトイレに男(辰巳)がいたことがわかる。彼はそのために開演からずっとスタンバっていた(っけ?)。そしてなぜかトイレのカベに小さな穴があいており、そこから彼は「すみませーん」と助けを呼んでいる。見るとそのカベの、穴から50センチほど離れたところにトイレットペーパーがつるしてあり、届かなくて困っているのだった。彼は通りがかりの女性にペーパーを引き出してもらい、事なきを得る。今思い出しても素晴らしいギャグ。台本通りなんだけどね。  

 物語はそんなふうな、静かでシュールなギャグの世界。当時は「これ赤塚不二夫のと全然違うやん」と思うばかりだったけど、最近マンガでバカボンを読み直したりしていると、かなり似ている気さえします。そうか「これでいいのだ」なのだ、とハタと思った次第です。

 チラシ・ポスターには、無断でマンガのバカボンの絵を借用しました。今じゃできないね。(もちろん当時だって違法)

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  2000/8/20 (日) 18:09:34  たいよう 78-88
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