スコーピオン/桑名正博    BEFORE ←      →NEXT 
第10回公演
真夏の夜の夢
CAST STAFF
作/W. Shakespear
演出/つみつくろう

オーベロン/雅 敬士
タイテーニア/橋野リコ
パック/上海太郎
シーシュース/つみつくろう
ヒポリタ/さつき梨絵
ディミートリアス/唐内 誓
ヘレナ/石野ねこ
ライサンダー/くぼとおる
ハーミア/柊 聖子
ボトム/鬼怒信之介
クインス/はりけーんばんび
スナウト/桃井あんこ
フルート/カリメロもんた
スナッグ/激田一揆
イージアス/立花香織
フィロストレーレ/水原沙樹
妖精/北条志乃
妖精/英 茶々丸
妖精/豆野さや
妖精/三枝 桂
舞台監督/マラソン高橋
照明/マラソン高橋
照明オペ/ストロボ上村
音効/バッファリン松井
音楽/とおる de ツボ
   はりけーんばんび
   はりけーんとんび
   Midnight-Fantasy
振付/GEIZA DANCE STUDIO
舞台美術/バッファロー木下
     サイクロン唐内
小道具/サンスター橋本
衣裳/オーロラ江口
演出助手/脳 たりま
宣伝美術/BAMBI AD CO.
企画・制作/わたつみプロ
受付/
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1979.11/9(金)〜12(月) 5ステ
 同志社大学新町別館小ホール

12/13(木)〜14(金) 2ステ
 ピッコロシアター中ホール

前売・当日¥500  観客=1100人


#10「夏の夜の夢」
  2000/10/9 (月) 3:40  武田浩治
…松井さんのDJによるディスコシーンに始まる、この公演。この時DJが
 「KISS久々の復活・ラヴィン・ユー・ベイビー」といってたのが、21年後に
 また映画で復活するとは?!
 中央館での「グリーン・スリーブス」の録音や、柳田さんのバンドで
 いろんなオケ(当時はカラオケという言葉がなく、生歌で歌うための伴奏を
 必死で録音してました。)をとったことを覚えてます。
  思えば、当時の音効は、FMを一日3時間聞くのと、今出川と一乗寺の
 レンタルレコード屋に通うのが日課でした。それでも、レンタルが出たことが
 どれだけうれしかったか。
  因みに、小川の歌った「ホープレス・アイ・デボーテッド・トゥ・ユー」は、
 甲斐田さんお気に入りの映画「グリース」でオリビア・ニュートンジョンが
 歌った歌、エンドの全員ダンスもグリースのエンド曲だったような。


真冬の真夏
  2000/9/26 (火) 17:09  あげそん
 このころからですね、公演前がとんでもなく大変になってきたのは。同志社の小ホ ールはよくできたところ、と前に書きましたが、その設備だけでは飽きたらず、今度 はスロープ舞台をホールの半分(以上だったかな)にも展開した舞台にしてしまいま した。照明機材も『ありもの』では足らないので、太秦の大映に借りにいったほどで したもん。調光も2箇所で。ひとつはいつものブース、もうひとつは舞台下手側の一 番後ろに足場を組んで、音響と同居してました。お客さんはやっぱり満杯で(どうし てあんなにお客が多いのかよくわからなかったけど)、その足場の下まで客席になっ ていたような気がします。

 そんなわけで舞台くみが大変。事前にスロープ床机をいくつか作ってたし(これが 元でしばらく後ろ指差されるんだけどね)、運搬のトラックも満載状態だったから、 今なら確実に『過積載』でつかまるところ。ピッコロの前には照明用のコードを徹夜 で作ったねえ。いっしょにいたのは高橋君とペンギンかな。  で、舞台つくりは唐内さんの大活躍があって、すばらしいものだったと覚えていま す。パイザルのグリーンがきれいでした。妖精が出てくるんだけれど、そのために唐 内さんが『特に』念入りにブランコを作ってましたね。

 スロープにしたのはゲーザさんのパックがローラースケートをはいてでてくるのを 生かすため、でした。このためにゲーザさん毎日ローラースケートをはいて大学(と いっても教室じゃなくてBoxね)にきてました。

 とっても疲れた公演、しかも1ヶ月以上。間には11月祭もあったし。エンディング のゲーザさんの『掃除おばさん』のパントマイムに、ほっとしたものを感じてました 。私は今もあのシーンは好きです。

 ピッコロの照明が飛んだのは最中からわかってたんだけど、いまさら本番中だしど うしようもない。それに劇団にも弁償するような金はない。よーく考えると、あんな こと(半導体調光器に、サージだらけのオートトランス型スライダックをつなぐこと )すれば飛ぶのはあたりまえなんだけれど、よくまあ、臆面もなくわけのわからんこ とをいって突っ張って弁償から逃げてきたもんだ。今から思えばあれが一番恥ずかし い。

 公演が終わって帰ってきて、後片付け、打ち上げをしたあとBoxで迎えた土曜日の 朝、その日の体育実技をサボって、翌年めでたく再履修となりました。よく晴れた寒 い朝でした。朝日がまぶしかったね。

パックの歌
  2000/9/00 (00) 00:00:00  たいよう 78-88
「まなつ」は劇団にとって初めてのシェイクスピア、また初めてこんなに大勢が出演、ミュージカル(?)も初めてという公演でした。ピッコロシアターという場所も最初で最後(照明の配電盤をトばし、もめた)。という記念すべき公演。あいだに11月祭をはさんでの連続公演で、しかもその11月祭からして初めての「3本立て」。なんでそんなことやろうと思いつき、やれると思ったのか。若いってすばらしい。

 曲はこの年の新人、久保徹がつくったものと、辰巳が「グリース」などからピックアップして歌詞をつけたものが中心。久保と、同じく新人の武田、私の友人立野(立野弓子の兄)、それと私でカラオケをつくったりもしたんだけど、大半を占めるバンド演奏は外部に発注したと思う。このときの経緯などは武田が書いてくれるかな。

 唐内と久保、平木と小川の4人が「若い」ということで若者に。一番年上のゲーザでも21才。新人は18才だったんだけどね。

 さてそのゲーザは、妖精パックをやりました。舞台奥から短いスロープのある舞台を、当時流行っていたローラースケートですべりおり、ようとしてコケながら登場。「よう妖精たち、頭、元気?」「そういうあなたは、だあれ?」「だあれ?」「だあれ?」そして歌う。元を忘れたけどたしかミュージカル「HAIR」の曲。元のメロディにすごくうまくシェイクスピアのセリフをはめてた。たしか辰巳。とにかくこないだこの歌を思い出して以来、ずーーっとゲーザの歌が頭の中を回ってます。

 オープニングは、(これも当時大はやりだった)ディスコのシーンから。「Night Time Fantasy」「Lovin' You Baby」「You're The Only One」と、何と3曲も踊ったあと、全員がタイトルチューンを歌いながら日本のディスコから中世ヨーロッパに時空スリップする。この曲が久保の代表作「イマジン」。当時辰巳がライバル視していた東京キッドブラザースっぽいことをわざと大げさにやる、というギャグでやったものだけど、観客はほとんどマジ、やってる方もけっこうマジに熱くなってしまってました。だって曲がいいからね。
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  2000/9/00 (00) 00:00:00  たいよう 78-88
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