かもめが飛んだ日/渡辺真知子    BEFORE ←      →NEXT 
第11回公演    ヨコハマるんるん。
追いかけてたそがれ
CAST STAFF
作/斎藤 憐
「メリケンお浜の犯罪」より
演出/つみつくろう
誠二/鬼怒信之介
志麻/上海太郎
エミ/小巻ゆうこ
誠一/つみつくろう
忠治/唐内 誓
善太/はりけーんばんび
剛/立花香織
令嬢/上海きょん
バーテン/激田一揆
歌手/カリメロもんた
歌手/いちいゆか梨
ホステス/桃井あんこ
(DANCERS) 緑川志乃
     柊 聖子
     石野ねこ

THE BAND/STEVE 柳田
      くぼとおる
      佐藤 心
      松矢一平

舞台監督/マラソン高橋
舞台美術/バッファロー木下
照明/ストロボ上村
効果/ゼンダマン久保
企画・制作/わたつみプロ
宣伝美術/BAMBI AD CO.
振付/小巻ゆうこ
衣裳/
小道具/
受付/
■/
1980.5/8(木)〜10(土) 4ステ
いづもホール
前売¥600 当日¥800  観客=900人



#11「ヨコハマるんるん」
  2000/10/9 (月) 3:40  武田浩治
…私の記憶が正しければ、初の生バン演奏をやったステージ。
 ここで懺悔しますが、場転の繋ぎで歌を命じられた私は、初日は「そして
 神戸」を歌い、次の日「舞台がヨコハマなのでせめて“東京砂漠”を」との
 願いが叶えられたものの、歌詞を忘れてステージでボーッと立ち尽くして
 しまいました。ごめんなさい。

僕ミルク! エミちゃんのミルク!
  2000/9/00 (00) 00:00:00  たいよう 78-88
 カモネギのバカ息子・剛のこのセリフが大好きでした。コワモテの唐内が「スコッチ、ダブルで」とかなんとか。私が「お坊ちゃん、なんになさいます?」と聞くとこう答えるのでした。

 小巻のダンスはきれいでした。踊りが苦手な私はよく苦し紛れに「ダンスは顔だ!」などと言っていましたが、踊る小巻はまさに顔がクールでかっこよかった。その辺も山口百恵に通じるところがあったんでしょう。

 それからゲーザがエミの母親お志麻の役なんだけど、最初に良家のお嬢様としてセーラー服で出てくる。後に夫となる誠二に襲われ操を奪われそうになり、「あらやめて、だって私、初心者なんですもの」とスカートをたくし上げると当時導入されて間もなかった自動車の初心者マークが太ももに貼ってある。この場面が一番楽しみだったかな。客席、大爆発。

 ところで、いづもホールというのは東山丸太町の「いづも庵」という大きなおそば屋さんの3Fにあったんだけど、確か4Fが大広間のような畳の部屋を楽屋にしていて、その部屋の真ん中当たりから下に降りる階段があって舞台ソデに出たような気がするんだけど、それって変だよね。記憶違いかな。

そとばこまちでの初舞台
  2000/9/00 (00) 00:00:00  こまき
私にとっての、そとばこまちでの初舞台。
誰にとってもそうだろうけど、初舞台ほど印象深い公演はないはずですよね。
驚き・不安・期待・興奮。。
まず、斎藤憐さんの原作の題名は忘れてしまったほど、強烈なネーミング。
こういう人たちの集まりなんだ、と肌で実感。
稽古のたびに変わっていく台詞に場面展開。
特に私のお母さん(?)役の甲斐田さんの毎回変わるリアクション。
まじめな唐内さんの笑えない迫力。
面と向かって笑わずに台詞を言うのがむずかしかったかもねぎ。
顔を黒塗りしてランナウェイの即席バンドの大洋くん、心、武田くん、久保くん。
音楽にかけては半端じゃないメンバーではあるけれど、それ以上に不思議な
魅力に惹かれて演奏を聞いていました。耳に残ってる。
私自身の思い出は、自分で振り付けして幕前で踊った“謝肉祭”。
山口百恵の新曲を、テレビで見る暇もなく京都に通っていたので、
歌のイメージだけでの振り付けだったのが、観た人から「百恵ちゃんの
振りと似ていた」と言われたこと。
百恵信仰の世代ですから、なんとなく嬉しかった。
と書きつつ、20年も前の記憶が鮮やかによみがえる。
ほんと、不思議。。。

ええと、劇団に入って最初の公演の話ね。
  2000/9/00 (00) 00:00:00  Shin Sato 80-86
「よこはまルンルンおいかけてたそがれ」です。
印象に残った事、ってなにせお芝居なんて学芸会以上の事はやったことがなかったので、
何もかもが新鮮でした。
驚いたことの一つは、5月にこの公演があったんだけど、
4月に公演の稽古をしているその時にはすでに
6月半ばの次の公演(「十二夜」)が決まっていたこと。
高校を卒業したての18才の少年には、その事はとても衝撃的だったのを覚えています。
すぐに、そんなことはあたりまえになっちゃったんだけどね。

公演では、ちょっと楽器とかが出来ると言うんで、キャバレーのバンドマンの役で、
いきなり、ギター&コーラスで舞台に立たせてもらいました。
久保君がリードヴォーカルで、私と武田さんがギター、大洋さんがベース、そして、
大洋さんの高校時代の同級生で、同志社大生だった柳田さんという人がドラムで、
当時はやっていたシャネルズの「ランナウェイ」を顔真っ黒に塗って演奏しました。
柳田さんには、次の公演「十二夜」の時も、手伝ってもらったのを覚えています。
バンドの名前は、「Midnight Fantasy」とかいうこっぱずかしい名前だったんだよね。
セリフは、「ヘイ」の一言だけだったかな。
先輩方の演技では、カモネギさんのバカ息子が印象的でした。
本田さんと大洋さんのシーンは、いつもわくわくしながら稽古を見てました。
繰り返すけどなにせお芝居なんて初めてだったんで、
どのシーンもそれぞれに面白く、食い入るように見ていました。
終演後に、ヒカシューかなんかの曲をバックに「十二夜」の予告編なんかもあって、
「ああ、本格的な劇団だなあ」といたく感心してしまい、思えばこのときから、
「そんなすごい劇団に居る自分」という大いなる勘違いの自己肥大が始まったのです。
おやおや、私小説風になってきそうなので、今日はこの辺にして寝ることにします。

この公演に関するコメントを募集中です。
  2000/9/00 (00) 00:00:00  たいよう 78-88
どんなにささいなことでも重大なことでも、
短い文でも長文でも、
オフィシャルな発言でもくだらない雑談でも、
まったく構いません。
今でこそ言える愚痴なども、どうぞ。

この年のノートに書き込むか、 または川下まで、メールで送ってもらえないでしょうか。